みなさんこんにちは、令和ピボットニュースです。
本日も、ネット上で配信されている「要拡散」情報や「要警戒」情報をコメントつきでご紹介します。
■ 我が国の森林の３割を占める国有林を自由に伐採できる自由を、民間事業者に与えるという法案が衆院を通過してしまいました。グローバル資本が好き放題に利用できるようになれば、我が国の景観・環境・防災がズタズタにされる恐れがあります。
【小浜逸郎】第一次産業のグローバル・ジャパン完成！
https://the-criterion.jp/mail-magazine/m20190524/
■ 日銀理事であった門間氏が、アメリカで、（MMTを批判する論者の間ですら）財政赤字を有効活用せよとの議論が高まっている背景を解説しています。簡単に言えば、日本のいわゆる「リフレ派」のように金融政策のみに頼るスタイルではダメだ、という合意ができつつあるという話ですね。
【門間前日銀理事の経済診断（18）】 危険なMMTがそれでも気になる理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00010000-socra-bus_all
“最近米国で高まってきている議論は、低インフレ・低金利環境が長期化し、金融政策の限界も明らかになってきているのだから、一定の財政赤字はむしろ有用なのではないか、という問題意識を反映したもの”
“金融政策が限界に来ており、その副作用すら懸念される情勢になっている”
■ 種子法廃止が農家の権利を奪うとして、1300人の農家が違憲訴訟を提起しました。
「種子法廃止は違憲」と提訴
https://jp.reuters.com/article/idJP2019052401002324
“主要農作物種子法（種子法）が廃止されたのは、安全な食料を安定的に生産し、供給する権利を侵害する”
“以前は都道府県が管理していた種子を民間企業が独占することで種子の価格が高騰する恐れがあり、遺伝子組み換え作物が出回るなどして食の安全が懸念される”
■ トランプ大統領がツイッターで日米の貿易交渉をめぐり「日本の７月の選挙の後まで待つ」という考えを示したことの裏には何かが隠されているのではないかと、国民民主党の玉木代表が予算委員会の開催を求めているとのこと。正当な要求ですね。
玉木代表、米大統領のツイート受け予算委開催を要求
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190527-00000024-jnn-pol
“玉木代表は「農産物、とりわけ牛肉について大幅に譲歩することになっているなら国民に説明すべきだ。まさに選挙の争点にすべき案件だ」と指摘しました”
■ 日銀の黒田総裁が、世界経済の「下振れ」リスクを指摘しています。増税している場合ではありません！
世界経済の先行きは下振れリスク大きい、通商問題など＝日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-risk-idJPKCN1SX095
“世界経済の先行き見通しには不確実性が高く、下振れリスクが大きいとの見方を示した。リスクとして、通商問題、中国などにおける景気刺激策の効果、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱などの政治的リスク、官民による債務の積み上がりの４点を挙げた”
■ しかもその日銀は、「指針」から消費増税が「１９年１０月に予定されている」との文言を削除したとのこと。政権への忖度だと書かれていますが、日銀はじつは消費増税が破壊的な結果をもたらすことを理解しているのでは・・・？
消費増税延期への配慮か 安倍首相に忖度した日銀黒田総裁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190525-00000019-nkgendai-bus_all
■ 麻生財務大臣や菅官房長官が、貿易交渉でアメリカに大きく譲歩する前提で、政権へのダメージを軽減するために、譲歩の発表前に「ダブル選」をやってしまおうと考えているのではないかという分析。本当にそうだとすれば言語道断の売国行為です。
安倍・麻生2時間密談でヒョウタンから駒の解散・総選挙へ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190527-00000014-pseven-soci&p=1
■ 藤井聡氏と柴山桂太氏によるMMT論。ラジオ番組の音声を収めた動画で、とても分かりやすいです。
「MMT」で新時代を！（ゲスト：柴山桂太）
https://youtu.be/4fgtp44ILD8
■ EU内の亀裂が一段と広がっているという記事。新自由主義とグローバリズムの敗北はもはや明白ですが、日本の為政者やメディアは理解しようとしませんね。
アングル：ユーロ圏統合深化は失速、欧州議会選で分断化顕著
https://jp.reuters.com/article/angle-euro-zone-integration-idJPKCN1SX1NS
■ ちなみにイタリアでは減税と財政規律緩和の推進派が勝利。
イタリア「同盟」勝利、ＥＵ財政規律修正への負託＝党首
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000051-reut-eurp
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