令和ピボットニュース

令和ピボットニュース 2020/08/11

令和ピボットニュース(2020年8月10日号)/景気判断の嘘、国語改革、森永康平、粗利補償、消費減税、株主資本主義

本日の令和ピボットニュースです!

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■ 「理解に苦しむ」とありますが、要するに嘘をついていたということですよね。

景気判断の誤り 政治のお手盛り許されぬ
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/634313/

“拡張期から後退期への転換点である「景気の山」は2018年10月だった。経済指標の動きを基に内閣府の有識者会議が認定した。
にもかかわらず、西村康稔経済再生担当相は「政府の景気判断は間違っていなかったと今も確信している」と記者会見で述べた。経済政策の責任者として理解に苦しむ発言だ”

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■ 国語教育から文学作品を追い出して、生徒会の規約や駐車場の契約書を読ませるようになるという、言語道断の改革が行われようとしています。

「本が読めない人」を育てる日本、2022年度から始まる衝撃の国語教育
https://diamond.jp/articles/-/245339

“「大学入試および高等学校指導要領の『国語』改革」において、高校で文学の勉強をせずに、もっぱら実用文に重きを置いた教育をすることになったのである”

“2021年から「大学入学共通テスト」が実施され、それに合わせて高校の国語の改革も行われることになった。そして、この新しい大学入学共通テストのモデル問題が2017年に示された。そこでは、国語に関しては、生徒会の規約、自治体の広報、駐車場の契約書が問題文として出題されたのである。たとえば、架空の高校の生徒会規約を生徒たちが話し合う会話文を読ませるような問題が出題された。これには教育現場にいる教員たちから驚きの声が上がった”

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■ 安藤裕議員と、経済評論家の森永康平氏の対談動画シリーズ。今必要な経済政策はなんなのか。政治がそれを実行出来ないのはなぜなのか等について、分かりやすく解説されています。

<特別対談>【第一回】森永康平×安藤裕「30代から見た日本経済の今」~我々は〝失われた30年〟の中で生きてきた~
https://www.youtube.com/watch?v=7owFVjuhAGg

<特別対談>【第二回】森永康平×安藤裕「危機下での政治力とは」~国はすべてを補償する力を持っている!~
https://www.youtube.com/watch?v=mpXgo6Dr70E

<特別対談>【第三回】森永康平×安藤裕『世界で通用する「日本ブランド」を次代に繋げるために』~はやり言葉に踊らされる政治に終止符を~
https://www.youtube.com/watch?v=uNkPnT9RAME

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■ アベノマスクやGoToキャンペーンなどタイミングのおかしな政策でちぐはぐな対応を続けるよりも、企業の粗利補償と消費減税で景気を支えるべきだという、安藤裕議員のインタビューです。

コロナの経済打撃にGoToキャンペーンは効かない 自民党若手議員の提案する「本当に必要な政策」は
https://wezz-y.com/archives/79836

“『粗利補償』は『持続化給付金』といった形で実現し、二次補正予算案では『家賃支援給付金』が新たに創設されました。また、雇用調整助成金も当初は8330円が上限とされていましたが、今では15000円まで引き上げられました。これらは我々の提言が実現したものと自負しています。ただ、『全ての経費を補償する』というのが粗利補償の本来の趣旨ですから、『まだまだ不十分である』と言わざるを得ません。
とはいえ、菅義偉官房長官は先日、休業要請に応じた事業者への補償に前向きな姿勢を見せており、新型コロナウィルス特別措置法の改正についても言及しています。我々がかねてから訴えてきた『休業要請と粗利補償をセットに』ということが、徐々にではありますが、自民党内でも広がりを見せているように感じます”

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■ 『経済界』にも安藤議員のインタビューが掲載されています。保守政治家で「株主資本主義」の問題を語る政治家が、安藤議員以外にももっと出てこないといけないはずですが・・・。

「令和の時代に必要な経済政策とは」―安藤裕(衆議院議員)
https://net.keizaikai.co.jp/archives/50433

“―― 財政以外での現政権の問題点はどうか?

安藤 安倍政権の問題点のもう1つは新自由主義、株主資本主義です。例えばこの間も国会で法務大臣が「企業は誰のものですか?」と聞かれたら「株主のものです」と即答していましたが、昔だったらそんな答え方はしなかった。「会社というものは社会の公器である」と言ってたじゃないですか。株主のためばかりじゃなくて、社会の役に立つものなんだと、そういう言い方をしてましたよね。
ところが、今は株主資本主義ですよ。それをやった結果、何が起きているか。20年間、1997年から企業の売上高はほぼ横ばい。全然伸びてない。でも経常利益は3倍、配当金は6倍です。一方で給料を減らし、設備投資も減らしている。売上高が伸びない中で利益を伸ばすには、コストカットしかないんです。だから下請けいじめにもつながる”

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