みなさんこんにちは。本日の令和ピボットニュースです!
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■ ユニクロの柳井社長が、年功序列や終身雇用を始めとする日本的な社会のあり方を否定し、「このままでは日本が滅びる」として、はっきり言って凡庸きわまりない新自由主義的な改革論をいまだに唱えていることに対して、室伏謙一氏や藤井聡氏をはじめ、何人もの識者が徹底批判している記事です。こういう記事が大手メディアに出るようになったのは、重要な進歩ですね。
言うほどオワコンか?ユニクロ柳井社長「日本は滅びる」発言の妥当性
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191128-00068444-gendaibiz-bus_all&p=1
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68444
「経験豊富な経営者が企業のトップに立つことが、なぜいけないのでしょうか。若ければいいという発想がそもそも間違いです。百戦錬磨の経験をしてきた経営者が企業の指揮を執る。それは、会社が危機に立たされたときにこそ活きてきます。そして、サラリーマン社長が順繰りで生まれるのは、経済が安定している状態だとも捉えられます。わざわざ世の中を不安定な状態に戻す必要が、どこにあるというのでしょう」(室伏謙一氏)
「彼は国会議員や地方議員も減らせと主張しています。ですが、農業問題に科学技術、金融問題など、各分野に詳しい人材がいるからこそ、新たな法律が出来る。会社のリストラのように数を減らせ、というのはいささか無理があります。多様な人材を切り捨ててしまうことが、結果として日本社会の不利益に繋がる面は否定できません」(藤井聡氏)
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■ IMFの「日本は消費税を15%に」との提言に対する、反発の声が報道されています。こういう反応が普通にテレビ朝日で報道されるようになったというのは、ひとつの空気の変わり目かもしれません。「この発言は日本の財務省の意向を受けたものでは?との疑念についても触れられています。
IMF「消費税を15%に」提言 ネットに“違和感”も
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191126-00000069-ann-bus_all
“来日していたIMF(国際通貨基金)専務理事のこの発言が波紋を広げています。
IMF・ゲオルギエワ専務理事:「IMFの見解としては徐々に消費税率を引き上げることが有効だと考えています」
IMFは消費税率を2030年までに15%、さらに2050年までには20%まで段階的に引き上げる必要があると提言したのです。これに対し、ネット上では反発の声が上がっています。”
「IMFというのは、日本の財務省からも職員が出向しています。政策提言的な部分は各国の財務省の意向が色濃く反映されているのが特徴。ある意味、直接、自国の国民に言いにくい耳の痛い話をIMFという外的機関を使って発言することはよくあることです」
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■ 二階議員が、「10兆円補正」論を唱えていることが報道されました。与党内も一致しているようです。これ自体はもちろん必要なことであり、歓迎すべきです。
「10兆円補正」迫る二階・世耕氏 政府・自民内に困惑も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00000004-jij-pol
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112300328&g=pol
“「補正予算は10兆円であるべきだ」。二階氏は19日の党役員連絡会で唐突にこう口火を切った。すると、積極財政を唱える世耕氏も「参院としても幹事長の方針に沿って議論を加速させる」と同調。地元が同じ和歌山コンビの「あうんの呼吸」(関係者)で「10兆円補正」論が急浮上した”
しかし、この「補正」は財務省が仕掛けた罠であると、藤井聡氏が解説しています。
【藤井聡】【要注意!】10兆円補正は財務省が仕掛けた厄介な「クセダマ」である。
https://38news.jp/economy/14995
“そもそも今回の補正は、増税前から財務省から「想定」されていたことだったのです。
というより
「10兆円の補正を許してやるから、10%増税だけは絶対にやってくれ」
という、官邸と財務省の間の水面下の交渉があったのだろうと考えざるを得ません”
“(骨太に2020年以降の文字が無いことからも)財務省はこの「一発」だけで補正予算拡充を終わらせようとしているのは明白”
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■ ベネッセが受託した大学入試での英語民間試験の件は、大騒ぎになりました。じつは同じような構造が「小学校の英語科目導入」においてもあったのだという記事です。
民間試験導入だけでなく、小学校英語教科化も、安倍内閣による官邸主導
https://news.yahoo.co.jp/byline/terasawatakunori/20191118-00151312/
“思いつき、拙速な議論、総合調整の欠如という、トップダウンの悪い面だけを凝縮したような決定過程であった。”
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