みなさんこんばんは。今日の令和ピボットニュースです!
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■ 台風19号に関連した、藤井聡氏からのメッセージ2連発です。
− 「無駄の象徴」と言われ続けた八ッ場ダムがついに完成して今月から使われ始め、早速今回、利根川の決壊を防いだ可能性がある
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII
“実は、今回の台風で、利根川は決壊寸前に至っていたのです。国交省は昨日深夜に「午前三時以降に堤防が決壊する恐れがある」と発表していたのです!!!もしも、八ッ場ダムの完成が後、ひと月遅れていたら、ひょっとすると利根川決壊という最悪の事態が訪れていたのかも・・・しれません”
− 長野県での堤防決壊。これは単なる自然の猛威ではなく、人間(政府)の不作為のせいではないのか?
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/2054276854673247
“これまできちんとした治水事業が行われてきたのか、とりわけ昨年行った「緊急インフラ点検」の結果、どういう風に評価され、どういう対策が行われていたのか、それともいなかったのか・・・そうした検証を、徹底的に進める必要があります。そうでなければ、こうした被害が繰り返されることになるからです。台風襲来は防げません。しかし、被害は人の力で食い止められるのです”
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■ 台風19号が河川の氾濫など甚大な被害をもたらしましたが、そもそも我が国には、財政健全化のために防災投資は我慢しろと言わんばかりの経済学者が存在し、実際にそのとおりの政策が進められてきて、災害に対し脆弱な社会を作ってきたわけです。ここで、去年の西日本豪雨の際の、中野剛志氏の記事を改めて紹介しておきます。
中野剛志:自然災害対策と「財政問題」は、分けて考えろ——「赤字だから対策できない」には根拠がない
https://toyokeizai.net/articles/-/231318
“1990年代後半以降、公共投資は大幅に削減され、治水関連予算も抑制されてきた。その理由は、言うまでもなく、財政健全化が優先されたからである。その結果、今回の豪雨災害においても、治水対策が強化されていれば守られたであろうはずの人命が失われた。国民の生命・生活が、財政健全化の犠牲となったのだ”
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■ 官僚の過重労働はよく指摘されるところですが、今週末も、国会答弁を用意するため台風が来ていても帰宅できない状態になったそうです。国会運営の見直しとともに、先進国中で最も少ない水準である公務員数を増やしましょう。
台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状
https://news.yahoo.co.jp/byline/murohashiyuki/20191012-00146503/
“・「厚生労働省に入省して、生きながら人生の墓場に入ったとずっと思っている」(大臣官房、係長級)
・「毎日いつ辞めようかと考えている。毎日終電を超えていた日は、毎日死にたいと思った。」(保険局、係長級)
・「家族を犠牲にすれば、仕事はできる」(社会・援護局、課長補佐級)
・「今後、家族の中での役割や責任が増えていく中で、帰宅時間が予測できない、そもそも毎日の帰宅時間が遅い、業務量をコントロールできない、将来の多忙度が予測できないという働き方は、体力や精神的にも継続することはできないと判断した」(退職者)”
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■ 舛添要一氏と適菜収氏の対談です。冒頭から安倍首相をボロクソに言っていますが、これでもまだ足りないかもしれません。
適菜収×舛添要一「日本の政治、いよいよ『劣化』が止まらないワケ」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67453
“適菜 平成の30年間にわたり「改革」の嵐が吹き荒れました。安倍晋三の支持者やネトウヨは、「安倍さんは民主党から日本を取り戻してくれた」と言うけど、バックにいるのは同じような連中。安倍がやっているのは民主党よりタチの悪い売国です”
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■ 麻生大臣、「奇跡的」とおっしゃっていますが、MMTによるとそれは当たり前のことです。また、きちんと返しているから国債の信頼が高いというのはその通りですが、そもそも返せなくなる事態があり得ないのであって、消費増税はべつに必要ないです。
自国通貨建て日本国債の信頼、未来も高いかは心配が必要=麻生財務相
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000063-reut-bus_all
https://jp.reuters.com/article/aso-jgb-idJPKBN1WP0D8
“日本の国債発行残高が増えても「金利は下がっており、経済学で考えられない奇跡的な状況が起きている。信頼が高い大前提は、消費増税など借金を返す努力をしていることだ」と説明した”
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